プリンターのこころ

先月は、会社のプリンターが故障しました。
エプソンのプリンターですが、いろいろ試してみてもダメで
サービスセンターに電話したら、「修理が必要です。
送料に1500円かかるが送ってほしい」と言われました。

普通の人なら、ここで修理のためにプリンターを送って、修理の
見積もりをとり、高くなければ修理するだろうと思います。

私の場合は、以前使っていたプリンターを取り出して「復活」させ
ようと思いました。canonのプリンターです。約2年間眠っていたので
カートリッジを購入、最新のドライバをダウンロードして、テスト印刷
すると、何と印刷できる!と思った数時間後、エラーランプがつきました。
「トラブルクリニック」を何度も読んで、テストプリントなどをやっても
うまく印刷できず、また「コールセンター」に電話しました。

若い女性が、「ヘッドの交換が必要です」と自信たっぷりに言うでは
ありませんか。会社には、故障しているプリンターがごろごろしている
のですが、これと同じ機種からヘッドを取り出して、付け替えてみました。

すると、見事に動き出し、復活しました。古いプリンターにカラーの
カートリッジが残っていたので、入れて印刷すると写真も印刷できた!
感激です。

この機会に、プリンターの解説書、「トラブルクリニック」などの本を
何回か読んでみたところ、プリンターのことが少しわかってきました。
canonは、最近では名実ともに実力を発揮してきたが、買った当初は
その価値がわかりませんでした。

詳細設定ができていなかったので、文字がにじむと思っていたです。
ゆっくり印刷する設定、逆に印刷する設定にしたら、きれいに、
4、3,2,1という順番に印刷できるわけです。レーザープリンター
ほどではないが、文字がにじまなくなった。印刷したあと、ページを
並べなおす必要がなくなった。

振り返ってみれば、プリンターのことを良くわかっていなかったことになる。
詳しく理解して使えば、きれいに便利に使える。なんともったいないこと
をしたのだろう。

パソコンやインターネットを使いこなせても、プリンターを使いこなせなければ
その価値は半減するではないか。

パソコンとプリンターの関係は、夫と妻の関係に似ている。どちらかが欠ければ
その使用価値がきわめて低くなる。会社では、仕事にならない。しかし、よく
知って使いこなせば、十分な働きをしてくれるのだ。

プリンターはなぜ、妻の役割なのか?

両方ともに、



プリンがある…!?